議会質問
みなさまの声を
しっかり届けて参ります!
▶︎公園管理について
大項目 次の質問は、公園管理について
三田市の都市公園は167箇所と他市に比べると多い状況。
緑に囲まれた身近な公園の役割は、コミュニティ形成、健康増進、子育て支援。また火災発生時に
は、避難待機場所としての役割があります。
三田市の公園の多くはニュータウンにあり、開発から30数年が立った今、課題も多くあるように見受けます。今後、公園の役割、また魅力ある公園としていくには、適正管理に向けた取組みが必要と考えます。
現在三田市では、公園及び緑地の管理を「住民参加による公園管理報奨金制度」を設け、除草
作業、低木剪定作業等を、協定を結んだ地域団体に委託していますが、高木については、通報があった危険な箇所のみ対応。ほとんどの樹木は高木化し、蜂の巣やチャドクガの発生。落ち葉等の問題が発生しています。
また腐朽した樹木は、倒木や落枝の恐れがあります。昨今、樹木が根元から折れ、折れた木の下敷きになる事故が発生しました。樹木の高木化対策は必要であります。
更に公園駐車場は、経年劣化により痛みが酷く、駐車枠の明示がない状態です。市は、この状
態をどのように認識しているのでしょか。また住民参加による公園管理作業を担っているのは、高齢者のように見受けます。すると高齢化が加速するなかで、今後担い手不足となることが予測されますが、課題はないのでしょうか。また適正管理に向けた費用負担への課題。これらのことから3点質問致します。
1点目は、この「住民参加による公園管理報奨金制度」への課題と高木化した樹木や駐車場の整
備への課題をどのように捉えているのか。
2点目は、今後、適正な管理、公園のあり方について、公園マネジメント計画の策定が必要と考えますが、この計画への見解ついて。
3点目は、クラウドファンディングの活用について
今後、適正管理に向けては多くの費用が必要と考えます。
神戸市では、気候変動への対策及び資源環境への理解を深めるため、緑の活用。酷暑が続く中、木陰を道路や交差点、公園につくる「こうべ木陰プロジェクト」を実施。その財源を、クラウドファンディングを活用し、事業展開されています。
本市おいてもクラウドファンディングを活用した事業展開について、見解をお伺い致します。
▶︎災害対策について
大項目、最後は、災害対策について
昨今、風水害による被害が多発。台風の巨大化やゲリラ豪雨により冠水、浸水被害が増えています。三田市でも、短時間に大雨が降ったことでアンダーパスに水が流れ込み、そこへ車が進入。車の一部が水没する事故が発生しました。
1点目は、この冠水対策について質問致します。
冠水は、短時間に大量の雨が降ったことで、普段水がない土地に水が流れ込み、地面や道路など
が水に覆われる状態です。落ち葉等が雨水ますに堆積していると、排水機能が低下し、雨水は道
路へと流れ込んでいきます。
大雨予報の際、気象予報士からは、冠水・浸水対策として「雨水ますに堆積している葉っぱなど
を除去しておきましょう」との呼びかけがあり、雨水ますの堆積物除去作業は大事であります。では道路に設置している雨水ますの堆積物除去作業は、行政の仕事と考えますが、この雨水ますの堆積物除去作業はどのようになっているのかお伺い致します。
冠水への取組としては、冠水被害を最小限にしていく予防対策と冠水のよる事故発生を減らす対策が必要と考えます。
冠水時、多発するのが、アンダーパスでの水没事故あります。本日はアンダーパスへの「侵入禁止を警告」する取組みとして、「エアー遮断機」を紹介致します。
エアー遮断機は、遮断部分がエアーで膨らしたポールであります。エアーポールであることから、
材質は柔らかな素材であることから車両を傷つけることなく、道路を通行止めすることができます。また遠くからも「冠水侵入禁止」の文字が目視できることから、よりアンダーパスへの進入を防ぐことができます。昨今、ゲリラ豪雨により急激に道路の冠水が多発するなか、一層「侵入禁止」を警告する取組が必要と考えますが、エアー遮断機の活用について、市の見解をお伺い致します。
また本市では、「三田駅前地下駐輪場における洪水発生時の避難確保・浸水防止に向けた計画」を策定しています。大事な取組みであると考えますが、本計画の訓練状況、また特に利用者への災害発生時、円滑な避難誘導が行なえる訓練等の実施はできているのか。計画への実施状況についてお伺い致します。
最後の質問は、避難所運営について
現在、災害に備えた防災訓練が各地域で実施されています。また資機材の整備も整えられてはいますが、避難所の運営に向けた訓練は、不足しているように見受けます。
避難所運営マニュアルには、運営委員会の構成案が示されています。実際、運営のトップは自治
会長・区長となっていますが、多くの人が1~2年で交代されます。更に役割を担っている者が被
災された場合の代役は誰が担うのか。誰が何をするのか。役割分担も明確化されていないように
見受けます。
今後、どんな役割があるのか。誰が何をするのか等を明確化したうえでの避難所運営の訓練実施
が必要と考えます。また避難所には、様々な配慮が必要な人がおられます。それらの方への配慮
がスムーズに行える訓練も必要であります。被災された方の中には、災害直接死は免れたに
も関わらず、長引く避難生活、悪劣な環境等により、災害関連死される方もおられます。
避難生活が長引けば長引くほど、避難所での取組みが今後重要であると考えます。
市は避難所運営における現状の課題をどのように捉え、取り組みを進めておられるのか。
市の見解をお伺いいたします。
以上をもちまして、壇上からの質問を終わらせて頂きます。簡潔明瞭なご答弁を宜しくお願い致します。
これからも、誠実第一!行動第一!をモットーに一生懸命働いて参ります。
三田市議会議員【3期】
おおにし
大西
雅子
まさ子